名古屋を拠点とする設計事務所です。
(すべて塩田撮影)
『空と空をもつ家』が竣工し、23日はお引渡でした。
「森のとまり木ハウス」のオープンハウスでお目にかかった時から一貫して信頼を寄せ続けていただき、こうして竣工の日を迎えられた事をクライアントに感謝致しております。
家のデザインは使い勝手と共にありますので
積極的にクライアントと議論することを大切にしています。
そのためでしょうか、クライアントのお人柄の温かみやジャッジの切れ味が、空間の質によく反映されているなぁ・・・工事が終わり静まり返った室内を歩きながら思いました。
施工においては誠和建設の林監督以下皆さんが力を尽くして下さり、内覧いただいたプロの方々から仕上の美しさが好評でした。
質感の良さや建物のコンセプトをより明快にするために、難しい施工をお願いすることもしばしばでしたが、手間を惜しまず前向きに取組んで下さりありがとうございました。
クライアントとご家族の笑顔・・・
よい家をお引渡でき、私も本当に嬉しいです!
GWのお引越に先立ち、本日写真撮影がありました。
今回は建築写真家の小林浩志さんに撮っていただきました。
これまでにおびただしい数の建築を撮影されてきた小林さんが、この家のどんな魅力を写し込んで下さっているか、写真を拝見するのが楽しみです。
土曜日の夜から名古屋は雪。
ふと窓の外に目を向けると一面の銀世界です。
まるでハウルの動く城のように、自宅ごと旅に出てしまった感じがします。
お正月気分も抜け、「空のある家」の工事の方も着々とすすんでいます。
大工さんはじめ工事を担当いただいている皆様、寒い中毎日ありがとうございます。
先週は構造設計を担当していただいている萬田事務所の軸組検査が完了し、構造的に問題ない旨確認することができました。今週はサッシュが取り付き外部仕上の完了に向けて工程が進みます。
先週末のクライアント打合せでは、使用する器具と同タイプの見本を現場にお持ち頂き、実際に点灯してみました。(Aさん、ありがとうございました!)
シンプルな球体の照明器具がリビングの吹抜に浮かぶ計画となっています。
この器具は4種の大きさがあり、それぞれに照度が異なります。
器具寸法自体はカタログを見ればわかりますが、明るさ感や点灯時のボリューム感まではなかなかイメージしづらいのが実際のところ。夕刻にクライアントと集い、協議しました。
1週間温めて次回打合せで決定します。
ふと窓の外に目を向けると一面の銀世界です。
まるでハウルの動く城のように、自宅ごと旅に出てしまった感じがします。
お正月気分も抜け、「空のある家」の工事の方も着々とすすんでいます。
大工さんはじめ工事を担当いただいている皆様、寒い中毎日ありがとうございます。
先週は構造設計を担当していただいている萬田事務所の軸組検査が完了し、構造的に問題ない旨確認することができました。今週はサッシュが取り付き外部仕上の完了に向けて工程が進みます。
先週末のクライアント打合せでは、使用する器具と同タイプの見本を現場にお持ち頂き、実際に点灯してみました。(Aさん、ありがとうございました!)
シンプルな球体の照明器具がリビングの吹抜に浮かぶ計画となっています。
この器具は4種の大きさがあり、それぞれに照度が異なります。
器具寸法自体はカタログを見ればわかりますが、明るさ感や点灯時のボリューム感まではなかなかイメージしづらいのが実際のところ。夕刻にクライアントと集い、協議しました。
1週間温めて次回打合せで決定します。
house oyー『空の家』 の地鎮祭が執り行われました。心新たに、竣工を迎える春まで頑張って行こうと思います。
「空の家」:「空(くう)」をもつすまい
やんちゃな息子さんを筆頭に、にぎやかなご家族のおすまい。インダストリアルデザイナーであるクライアントは「モノが大好き!」とご自身で断言される程の雑貨好き。モノに囲まれてご家族が楽しく暮らせる美しいすまいをご要望されました。
そこでこの建物では、モノがふんだんに置かれるリビングや書斎に、「空(くう)」となる、大きな白い吹抜を沿わせる計画としました。
真っ白で大きな壁、ライトがぶらさがっただけの空間、そんな余白があることで、元気な子供や沢山の雑貨達、料理の音やTVの光など、本来雑多で生々しいはずの暮らしそのものが、活き活きと楽しげに感じられることを意図しています。
街路と吹抜を仕切る東面には大きな壁の上下に木格子のある開口を配しています。道や街の気配、そして移ろう天空光の色あいを室内に伝え、プライバシーを守りながら街との融和を図っています。
東面の縦格子は構造的な働きも担っています。
格子は列柱として荷重を受けるだけでなく、面材とともに耐震要素として機能することで、吹抜と大きな窓がありながら構造的なバランスを保った計画となっています。
ごちゃごちゃして生活感もあるけど、何だか楽しげで、一歩引いてみるとそこに美意識を感じられる様な住まい、○○レンジャーや○○キュアのおもちゃ等、建物とは別のルールでデザインされた物があっても安易に全体が劣化しない、しなやかなデザインを試みたのが、この『空の家』なのです。
順次、現場の写真などをアップしていきたいと思っています。
「空の家」:「空(くう)」をもつすまい
やんちゃな息子さんを筆頭に、にぎやかなご家族のおすまい。インダストリアルデザイナーであるクライアントは「モノが大好き!」とご自身で断言される程の雑貨好き。モノに囲まれてご家族が楽しく暮らせる美しいすまいをご要望されました。
そこでこの建物では、モノがふんだんに置かれるリビングや書斎に、「空(くう)」となる、大きな白い吹抜を沿わせる計画としました。
真っ白で大きな壁、ライトがぶらさがっただけの空間、そんな余白があることで、元気な子供や沢山の雑貨達、料理の音やTVの光など、本来雑多で生々しいはずの暮らしそのものが、活き活きと楽しげに感じられることを意図しています。
街路と吹抜を仕切る東面には大きな壁の上下に木格子のある開口を配しています。道や街の気配、そして移ろう天空光の色あいを室内に伝え、プライバシーを守りながら街との融和を図っています。
東面の縦格子は構造的な働きも担っています。
格子は列柱として荷重を受けるだけでなく、面材とともに耐震要素として機能することで、吹抜と大きな窓がありながら構造的なバランスを保った計画となっています。
ごちゃごちゃして生活感もあるけど、何だか楽しげで、一歩引いてみるとそこに美意識を感じられる様な住まい、○○レンジャーや○○キュアのおもちゃ等、建物とは別のルールでデザインされた物があっても安易に全体が劣化しない、しなやかなデザインを試みたのが、この『空の家』なのです。
順次、現場の写真などをアップしていきたいと思っています。
今年は厳しく長い夏でしたが
ここのところ、まるで遅れた時計の針を戻す様にぐんと季節が進みましたね。
house oyは実施設計図書の作成が一旦完了しました。
tmsdの萬田さん小林さんのお力添えで、建築の素地ともいえる構造部分が空間の魅力の要となっています。実現が楽しみです。
先週、工務店各社の見積が出揃いました。
見積とは” 図面を通して建築家の考えを知り、コストに置き換える ”という作業。相当量の業務と思いますが、各社とも精度ある見積書を提出いただきありがとうございました。
今後は契約に向けて一社に絞って協議を続けます。残念ながら今回はご縁をいただけなかった工務店さんにおかれましても、今後のご発展をお祈りいたします。
名古屋近郊の里山にて。苔むした岩の赤い花。
調べるとコアカミゴケという名の植物で、赤い部分は花ではなく子器だそうです。
コアカミゴケ「コナアカミゴケ」だそうです。
ご指摘いただきました。訂正致します。
名古屋は都市と郊外が東京に比べて非常に近いです。
穏やかな気候の日であっても、自然の息づかい(それは心地良いばかりではなく、恐れの様な思いをもって迎える迫力)を感じる場が、車でわずか1時間程の距離にあります。
世界と自分との関係をどう認識するか、は
住んでいる場所に大きく影響をうけるのではないかと改めて思いました。
ここのところ、まるで遅れた時計の針を戻す様にぐんと季節が進みましたね。
house oyは実施設計図書の作成が一旦完了しました。
tmsdの萬田さん小林さんのお力添えで、建築の素地ともいえる構造部分が空間の魅力の要となっています。実現が楽しみです。
先週、工務店各社の見積が出揃いました。
見積とは” 図面を通して建築家の考えを知り、コストに置き換える ”という作業。相当量の業務と思いますが、各社とも精度ある見積書を提出いただきありがとうございました。
今後は契約に向けて一社に絞って協議を続けます。残念ながら今回はご縁をいただけなかった工務店さんにおかれましても、今後のご発展をお祈りいたします。
名古屋近郊の里山にて。苔むした岩の赤い花。
調べると
ご指摘いただきました。訂正致します。
名古屋は都市と郊外が東京に比べて非常に近いです。
穏やかな気候の日であっても、自然の息づかい(それは心地良いばかりではなく、恐れの様な思いをもって迎える迫力)を感じる場が、車でわずか1時間程の距離にあります。
世界と自分との関係をどう認識するか、は
住んでいる場所に大きく影響をうけるのではないかと改めて思いました。
更新をご無沙汰してしまいました。
暦の上ではもう 春 ですね。
私事ながらご報告です。
1/15、無事に第三子が生まれました。
周囲の方々からの祝福と新しい家族を迎えた喜びで
温かな気持ちの日々を過ごしています。
ありがとうございます。
誰かが懸命に世話しなければ生きて行けない
大いに無防備で天真爛漫な赤ちゃんという存在に
3度目の育児ながら改めて驚いています。
この世に生きる誰もが
誰かに懸命に手を掛けてもらってこそ今がある、
天涯孤独な人生なんて
人間にはきっとないんだなぁと思う今日この頃です。
さて、年が明けてhouse oyの設計が始まりました。
出会いは『森のとまり木ハウス』のオープンハウス。
伺うと、以前現場前をたまたま通られ
施工中からお気に留めて下さっていたとのこと。
家づくりに関連する多くの事柄を一つ一つ整理され
いよいよ今年、設計がスタートしました。
クライアントおよびご家族の皆様、
末永きおつきあい、どうぞよろしくお願いします。
ブログの方も、相変わらずゆるやかな更新となると思いますが
どうぞ気長におつきあいの程よろしくお願いします。
暦の上ではもう 春 ですね。
私事ながらご報告です。
1/15、無事に第三子が生まれました。
周囲の方々からの祝福と新しい家族を迎えた喜びで
温かな気持ちの日々を過ごしています。
ありがとうございます。
誰かが懸命に世話しなければ生きて行けない
大いに無防備で天真爛漫な赤ちゃんという存在に
3度目の育児ながら改めて驚いています。
この世に生きる誰もが
誰かに懸命に手を掛けてもらってこそ今がある、
天涯孤独な人生なんて
人間にはきっとないんだなぁと思う今日この頃です。
さて、年が明けてhouse oyの設計が始まりました。
出会いは『森のとまり木ハウス』のオープンハウス。
伺うと、以前現場前をたまたま通られ
施工中からお気に留めて下さっていたとのこと。
家づくりに関連する多くの事柄を一つ一つ整理され
いよいよ今年、設計がスタートしました。
クライアントおよびご家族の皆様、
末永きおつきあい、どうぞよろしくお願いします。
ブログの方も、相変わらずゆるやかな更新となると思いますが
どうぞ気長におつきあいの程よろしくお願いします。
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