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名古屋を拠点とする設計事務所です。
本年度、JIA(日本建築家協会)東海支部で実施する学生卒業設計コンクールの審査員を担当させていただきました。

審査は2段階方式。4/16の一次審査にて選抜した8作品について、5/28に名古屋都市センターにて公開審査、金賞以下各賞と入賞作品を決定しました。ご一緒させていただいた建築家のみなさま、ありがとうございました。

「ARCHITECT 8月号」に掲載予定の講評文作成にあわせ、感想を記しました。
自身の覚書ですが、お読みいただく方・・・長文御容赦ください(笑)


最終審査に残った作品はそれぞれが魅力的な案で、プレゼンテーションを楽しく拝聴した。今日的な社会問題に果敢に取り組みながらも、建築としては(多分あえて)作り込むのを避けて完成させた作品が最終審査には多く残った。

「可変性」というか「追従性」というか、大切なものは何かを語りながらも、最終形を決めつけない(もしくは決めつける事を避ける)提案は、変化が激しい時代(先のことなんて、はっきりはわからないという気分)を反映しているように感じた。


JIA(日本建築家協会)会員=実務者の視点から作品を見ると、「物語」から「空間」へと話が移行したとたん、つい見る目が厳しくなる。具体的に表現された作品に対し、その形の向こうにある可能性に重心を置いて、温かな目線で作品を見る事が必要だと自身の審査を振り返っている。


それにしても、、、このような場に出てくる作品や学生諸君は大抵優秀で、プレゼンテーションもとかく卒なく、綺麗なシートが並ぶ。
しかし、今回のように作品説明を何度か聞く機会があり、審査員間も議論を重ね、作品への理解が深まってくると、ゆがみというか『?』な部分が浮かび上がってくる。
さらに作者とのアフタートークにて、そのゆがみの正体(個人の想い=作品をつくるエンジン)が分かり、綺麗なシートが急に人間臭く見えてくる。

想いのこもった作品を読み解く楽しさ、卒業設計を観る一つの視点が得られたこの機会に大いに感謝をしたい。






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