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名古屋を拠点とする設計事務所です。
台風とちょっとした仕事の嵐が過ぎて、今日は小休止。
豊田市美術館での奈良さんの個展に。

<今日の記事は個人的な覚書です>


今日、作品を観る前に軽く決意したこと、それは『無理に意味付けせず、自然体で鑑賞しよう』ということ。



訪問できてよかった。特に印象に残った点を2つ・・・。

1:作品の鑑賞は実物に触れてこそ、と改めて強く思う。

 インターネットや書籍の画像でわかるのは『絵面』、それは知識であり体験ではない。(今更だけど、重要)


2:作品の個人的感想

初めて奈良さんの近作を観た。
描かれた女の子の目に映る光に向き合うと、ただ1枚の平面作品というより私たちの生きる世界と一体に作品化されたように感じられ、めまいのような感覚があった。
 
 『Voyage of the Moon』もそうだ。小屋内部の展示を理解しようと努めて鑑賞した(があまりわからなかった)。

小屋を出て、外から小屋を観ると、小屋の窓の中で他の鑑賞者が佇んでいる。
先ほどまでの自分の残像(作品を一生懸命に理解しようとする姿)を含む全体が鑑賞対象なのだ、と気づいた。

観る側が傍観者でいられない、揺す振りをかけられる作品群だった。
















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ゴールデンウィークのお休みは長野へ。
こちらは春が始まったばかり。







森を活用したスリル満点のアスレチック。
地面から平均7-8m程度の高さでアトラクションが続きます。
最近ちょっと気分が下降気味の方は行ってみるといいかも・・・怖くてアドレナリンが出ます(笑)

寒い地域はみどりが清々しいですね。









『杉木立の家』に向かう矢作川沿いの道沿い、川向こうにちょっと気になる場所が。先日思い切って(という程大げさなものではありませんが)橋を渡ってみました。


名鉄三河線の廃線になった駅舎や線路が残されていました。


地元のお母さん方運営のカフェが週末のみ開店しています。
wikipediaによれば廃駅して9年近く経っていますが、駅だけみればまだ1日1本ぐらい電車が来そうな感じがします。使われ続けているからでしょうか。


オーダーした五平餅を待っている間、店にいらしたおじいさんが笹の葉でバッタをつくってくれました。
思いがけず旅番組のような様相に・・・


矢作川沿いを走ると、地元の方が川との暮らしを楽しんでいる様子が伝わる場所がいくつかあり、また機会があればアップしたいと思います。

生活圏から1時間程の距離で、まるで旅行にでも来たような風景に出会えるのは地方都市住まいならではの体験と感じます。





聞くところによると関東でも8月最終週から2学期が始まった学校も多い様ですね。まだまだ日中は暑いですが、ふと気づくと空の青の透明感が増しています。


我が家の子供たちも本日ようやく始業式を迎えました。
夏休み最終日まで盛り上がった(終わらなかった?!)自由研究は、結局コレをやりました。



キンモクセイの葉脈標本です。
葉脈標本づくりといえばヒイラギが定番なのですがどうも難しく、色々試した結果キンモクセイが上手くいきました。


見ても見ても見飽きない葉脈の模様・・・

水酸化ナトリウムで煮た葉をハブラシでたたき、葉肉を取っていきます。葉脈が浮き出てくるのがなぜかとても楽しく、ついつい夜更かししてつくってしまいました・・・


みなさまの夏休みはいかがでしたでしょうか。








夏休みに入りましたね。

我が家の夏休みのスタートは子どもの学童キャンプでした。
この週末はいくつか建築関係のレクチャーが重なり、どれも興味深い内容ではあったのですが、聴講は断念しキャンプに参加してきました。




私はアウトドア活動は苦手な方ですが、推進力ある父母の方々のおかげで色々と楽しませていただいています。



高学年になった息子は学童伝統のトーチ棒(先端に火がついた棒)の団体演技。成長を感じます・・・


先般、子どものお母様方とお昼を共にした際「子どもに巻き込まれて、思いがけず自分が成長できるというのは子育ての醍醐味の一つ」というような話題になりました。

子育てに限らず予想外の出来事に巻き込まれてみた結果、思ってもいなかったところ(境地)に行ける、というのは心の隅に置いておくといい考えだと思いました。



みなさまも良い夏をお過ごしください。

















佐久島にて


名古屋から気軽に日帰り旅できる島。
移動手段が船っていうだけでも非日常感が増していい休暇となりました。


アート(多くは現代美術)に関連する催しが近年より多くなっている印象を受けます。時代の変わり目である今「これまであまり気に留めていなかったけどきっと大切なもの」を再発見するために、アートの世界を散歩するのは自然な流れかもしれません。



「よくわからないけど、印象に残った」という体験は、すぐには理解できなくとも何か新しいことを我々に教えてくれている様に思います。


本州側の船着場付近に市場があります。息子があんこうを買いたいと言っていましたが(姿にインパクトがあったんでしょうね)帰り道には既に閉店・・・


旅の不便は味のうちですが、船の発着時刻は把握して出かけた方がいいかもしれません。

















昨年末にピアノを譲り受け、15年振りに楽器が身近にある生活となりました。


小学校は音楽大学の付属校に通っていましたが、ピアノに関してはむしろ中・高校生の頃にエネルギーを注ぎ込んでいた様に思います。きっと部活動に熱心に取組む感覚と同じなのではないでしょうか。


師事した平井京子先生のご指導は厳しいものではありましたが、思春期の多感な時期にピアノを通じて色々なことを教わり、20年を経た今もなお、思い起こし反芻するキーワードもあります。

先生は音大受験生などプロを目指す方のご指導に多く携わられていたため、かつての私の様に趣味指向の10代のお弟子さんは少なかった様です。ある日のレッスンで「プロでなければ必要ない細かい知識は省きながら、技術を含めエッセンスはきちんと伝えて行きたい」というような事を先生が仰いました。

上手さとプロというのは必ずしもリンクしないという事を知った瞬間であると同時に、「プロフェッショナルとは」ということを考えるきっかけになったと、振り返り感じています。


冬休みの上京時にお会いした際には、よい指導とは、よい先生とは、という話題になり、大学で指導の機会をいただく私にとって大切なキーワードをまたいただくことができました。



今はピアノを触る時間は1日に10~15分程度ですが、10代の頃とはまた違う響きをもって心に届きます。


手の筋肉がすっかり落ちてしまった今となっては、技術はともかく鍵盤に触れ音を楽しんでいきたいと思っています。そして機会があれば、音楽に関係する空間を手掛けてみたい、というのが最近の私の密かな夢の一つ、なのです。














山間のアトリエは実施設計が一区切、工務店さんに図面をお渡しし見積をお願いしました。

少し遅めの冬休み、帰京の折にかつて勤務していたNTTファシリティーズの先輩や同期、若い方々とお会いすることができました。(お忙しい中ありがとうございました!)


設計事務所といっても、大規模な組織と我々のような個人では積み重ねるスキルが随分と違う事、また建築という言葉のもつ幅広さを再認識する機会となりました。

普段見慣れない景色(考え方・言葉・雰囲気・etc・・・)に触れることは、引出の数を増やし、未来をより豊かにイメージする力に繋がると実感、、、

自分の今の生活や視野だけに合理化された感性ではなく、新たな可能性を拓きうる、開かれた感覚を持ち続けたいものです。


10年以上ぶりにお会いした先輩方はそれぞれ、言葉を介さずともご活躍の様子が伝わる雰囲気をお持ちで、嬉しかったです。

かつて実務の中で教えて頂いたことのうち、今頃になって理解できることも多々あり、ご指導いただいた先輩方には感謝してもし尽くせない訳ですが・・・よい建築の実現が感謝を表現する最良の方法と思い、変わらずひたむきに取組んで行きたいです。


そしてまたの再会の折には、刺激をいただくだけでなく刺激を感じていただける様、自分を研ぐ方向に時間を積み重ねたいと感じながら東京をあとにしました。





豊田市美術館のワークショップで製作した作品のご報告をしたいと思います。




作品名:『コラー!の可視化』

私の仕事が終わり子供たちが帰宅すると、夕食までのほとんどの時間を私はキッチンで過ごしています。しかし『宿題をやりなさい』とか『姿勢を良くして本を読みなさい』などどキッチンからダイニングへ声掛けすることで、子供たちにとっての私の存在感はキッチンからダイニングにはみ出ているわけです。

そこでそんな影響の範囲をボリュームとして可視化してみよう、というのがコンセプトです。



そもそもワークショップのおおまかな趣旨を説明しますと・・・


「何か」と「何か」の間の境目みたいなものは、物理的なものだけでなく意識的に皆が共有するものとして存在します。


例えば家の前の道について考えるとします。
所有者は市や県などの行政であっても、なんとなくAさんちの前はAさんに帰属するエリア、Bさんちの前はBさんに帰属するエリア、という印象が何となくあります。

また、例えば外に面する窓辺、を考えるとします。
部屋と外の境い目は、窓が開いていたとしても、窓枠に覆われた垂直な面、と意識しています。


ワークショップでは、意識のなかに皆が共有する境い目は、意外と簡単に変える事ができることをまず松井さんが参加者の前に提示されました。

そしてその「境い目」を題材に遊んでみようということで、松井さんの「君の天井は僕の床」の作品の原理をつかって参加者各自が自宅に新たに物理的な境界を制作・設営します。



模型で大まかな形を検討


制作途中、膨らむことを確認


完成!お母さん、何飲んでるの???


いいなぁー!!!


最後は子供たちに占拠されてしまいました・・・


普段の生活空間が変化するわけですから、面白い体験です。
しかし、作品と呼ぶにはもっと『美』が必要ですね(苦笑)




豊田市美術館のワークショップは 彫刻家 松井紫朗さんご指導のもと、共同制作1日と個人制作1日、計2日間の日程で開催されました。

松井さんご本人のパーソナリティがまたすばらしく、ワークショップの参加者皆さんがその場を楽しまれているのが印象的でした。


個人制作の方は自宅に設営する、ということもあり宿題に・・・一人ではとても完成できないと思い子供たちの助けを借りる事に。まずは皆で再度、豊田市美術館にて作品を鑑賞致しました。




子供たちも興味深く鑑賞できた様子。

子供たちが嬉々として作品を楽しめば楽しむ程、館の係員の方の眼光が鋭くなる、という状況もまた、松井さんの作品と通じるものがある気がします(笑)


冗談はさておき、お盆休みに頑張って続きを制作したいと思います。

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