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名古屋を拠点とする設計事務所です。
豊田市美術館のワークショップで製作した作品のご報告をしたいと思います。




作品名:『コラー!の可視化』

私の仕事が終わり子供たちが帰宅すると、夕食までのほとんどの時間を私はキッチンで過ごしています。しかし『宿題をやりなさい』とか『姿勢を良くして本を読みなさい』などどキッチンからダイニングへ声掛けすることで、子供たちにとっての私の存在感はキッチンからダイニングにはみ出ているわけです。

そこでそんな影響の範囲をボリュームとして可視化してみよう、というのがコンセプトです。



そもそもワークショップのおおまかな趣旨を説明しますと・・・


「何か」と「何か」の間の境目みたいなものは、物理的なものだけでなく意識的に皆が共有するものとして存在します。


例えば家の前の道について考えるとします。
所有者は市や県などの行政であっても、なんとなくAさんちの前はAさんに帰属するエリア、Bさんちの前はBさんに帰属するエリア、という印象が何となくあります。

また、例えば外に面する窓辺、を考えるとします。
部屋と外の境い目は、窓が開いていたとしても、窓枠に覆われた垂直な面、と意識しています。


ワークショップでは、意識のなかに皆が共有する境い目は、意外と簡単に変える事ができることをまず松井さんが参加者の前に提示されました。

そしてその「境い目」を題材に遊んでみようということで、松井さんの「君の天井は僕の床」の作品の原理をつかって参加者各自が自宅に新たに物理的な境界を制作・設営します。



模型で大まかな形を検討


制作途中、膨らむことを確認


完成!お母さん、何飲んでるの???


いいなぁー!!!


最後は子供たちに占拠されてしまいました・・・


普段の生活空間が変化するわけですから、面白い体験です。
しかし、作品と呼ぶにはもっと『美』が必要ですね(苦笑)




豊田市美術館のワークショップは 彫刻家 松井紫朗さんご指導のもと、共同制作1日と個人制作1日、計2日間の日程で開催されました。

松井さんご本人のパーソナリティがまたすばらしく、ワークショップの参加者皆さんがその場を楽しまれているのが印象的でした。


個人制作の方は自宅に設営する、ということもあり宿題に・・・一人ではとても完成できないと思い子供たちの助けを借りる事に。まずは皆で再度、豊田市美術館にて作品を鑑賞致しました。




子供たちも興味深く鑑賞できた様子。

子供たちが嬉々として作品を楽しめば楽しむ程、館の係員の方の眼光が鋭くなる、という状況もまた、松井さんの作品と通じるものがある気がします(笑)


冗談はさておき、お盆休みに頑張って続きを制作したいと思います。

美術鑑賞もまた、旅的な体験の様に思います。


豊田市美術館は私にとって興味深い企画展示も多く
数ある美術館の中では比較的足を運ぶ方だと思います。


現在常設展示室で下記の展覧会をしています。


松井紫朗 —亀がアキレスに言ったこと 新しい世界の測定法—

http://www.museum.toyota.aichi.jp/
(豊田市美術館 サイト)


あいちトリエンナーレでの松井氏の作品は大きなものでした。
今回の展示は作品個々の規模もさることながら、松井氏のこれまでの作品がいろいろと拝見でき、とても充実した鑑賞体験、旅的な休日になりました。


帰宅後、ワークショップに応募してみたところ、当選・・・


愛知産業大学での授業の中で、学生さん方にミニワークショップをしていただく場面があります。
普段とは目先を変えて、参加者の立場になることで授業へフィードバックできる事も多かろう、との目論みから応募しましたが、いざ当選してみるとちょっと緊張します(笑)


松井氏のお話も間近でお聞きすることができるそうで
楽しみです!


ここ1週間、名古屋は本当に暑い日が続いています。
節電は大切ですが、体の声も大切にして夏を送りたいですね。


忙しい日々にふと「あ〜、旅に出たいなあ」と思う方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身、最近そのように感じる事が多いのですが
なかなか都合が合わなかったりします。
そこで旅的な体験をすることにしました。

アースダイバー(著:中沢新一)

愛知産業大学で授業をご一緒させていただいている松本先生に随分前にご推薦いただいたのを思い出し、旅的読書にぴったりでは、と読み進めています。

大学の教室がある金山の街も起伏の多い土地で
ほど近い熱田までは昔海だった、と聞きます。思わずイメージを重ね合わせてしまいます。






小学校の展覧会。
会場への通路にこんな飾り付けがしてありました。






学びの森(各務原市)


鮮やかな緑と長い影を目指して郊外に出かけました。


今年は暑さが厳しそうですね。
みなさまご自愛の上、よい夏をお過ごしください。




那谷寺(石川県小松市)

(Wikipediaより引用)
寺伝によれば、養老元年(717年)泰澄法師が、越前国江沼郡に千手観音を安置したのが始まりとされる。その後寛和2年(986年)花山法皇が行幸の折り岩窟で輝く観音三十三身の姿を感じ、求る観音霊場三十三カ所はすべてこの山に凝縮されるとし、西国三十三観音の一番「那智」と三十三番「谷汲」の山号から一字ずつを取り「自主山厳屋寺」から「那谷寺」へと改名(引用 終)


大きな岩壁や高低差などの地形を魅力的に活かした境内です。
歩みをすすめるたびに新鮮な風景が目に飛び込んできます。

重要文化財を擁するお寺ですので、もちろん子供に媚びたようなところは一切見当たりませんが、あちらこちらで小学生くらいの子供達が楽しそうに散策していました。





名古屋は千種区の猫ケ洞池です。

釣りをする方のお手製の椅子・・・コルビュジェのシトロアン住宅のスケッチが思い出されます。

楽しんでますね!


hutou

久々に車に乗る必要が出来、腕ならしです。
向こう岸にたたらばが見えます。

週末 長野にて


先日仕事を通じてお世話になっていたMさんの結婚披露宴に出席しました。

最近結婚式に参加させていただくと
主役のお二人の幸せをお裾分けいただいたような
幸せーな気持ちになってしまいます。

私も家族を始め、ご縁いただいている身近な方々を大切にして
毎日を送りたいと改めて思いました。


さて11月も後半、肌寒い日も多くなってきましたが
皆様体調はいかがですか?

ここ名古屋でも新型インフルエンザが流行し
近隣の小学校では学級閉鎖も断続的に行われている様です。

インフルエンザに限らず、この時期は基礎体力を向上させて乗り切りたいものです。
巷には多くの健康法があふれていますが、実際に試してみると自分自身にはしっくりこないと感じる事も多く・・・取捨選択の末、我が家で現在取り入れているのが下記の3つです。

・充分な睡眠
 とにかく寝る、というのは簡単にして万能な健康法ですよね!

・湯上がりの水かぶり
 これは体調が良いときも毎日行います。
 入浴の最後に冷水を手短かにかぶって
 体から熱が逃げるのを防ぎます。
 水をかぶるのはちょっとツラいですが
 湯冷めしにくく、脱衣室に暖房がなくても快適に着替えが
 できるので、大人にもオススメ!

・メイプルシロップでつくるホットレモネード
 体の中の嫌なものを出したい時に飲みます。
 (風邪気味の時や変なものを食べた時など)
 メイプルシロップはニセモノも多いそうです。
 我が家はシタデールのものを愛用しています。
 絞りたてのレモン果汁を使うと、すばらしい美味しさです。

その他温かい野菜を主体とした献立、できる範囲で食品添加物・化学調味料・農薬等を除いた食生活を送っていることも多少プラスになっているのではないかな、と思っています。

加えて、温かな気持ちになったり温かい言葉をかける、というのも意外と風邪予防に効果があるのではないかと密かに思っています・・・


心と体を温めて、健康に秋をお過ごしください。
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