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名古屋を拠点とする設計事務所です。
季節が移り変わり、太陽の経路が変わる。

向かいの高いビルの稜線をかわし
机のブレゲンツ美術館に
低い日射が差し込んだ。




さて、建築基準法が6月に改正されて
創設された審査取り下げと再申請。

昨日行った再申請に重大な指摘事項はなく
本日消防にまわるとのこと、ほっとしました。

(関係者のみなさま、ご心配おかけしました。
 そして、通常審査が5日かかるところを
 ご配慮いただいた担当のSさん、ありがとうございました。)

その後、宮越屋珈琲店にて一息。

名古屋でコーヒー630円、と言えばまぁトップクラスの価格。
でも結構人は入っている様子。

その理由を知るべく店に入って席についた。

珈琲をテーブルに置いた店員さんの定番台詞
「ごゆっくり、どうぞ」
社交辞令としていつもは聞き流しているのだけど
この店は、それがちゃんと貫かれている。

一つに珈琲。
ちょっと大きめのカップに入った珈琲は、
後味がきれいだからか、飽きない。

二つ目はBGM。
珈琲ショップにジャズってのは、定番だけど
低音と高音の混ざり具合
そして即興性という点で”会話の音”と馴染みがいいんだろなぁ。

そして空間づくり。
全体には暗さを保ちながら
テーブルにはしっかりと灯りがとどき

店の雰囲気を感じながらも
意識が自分のテーブル上に向く様な
うまいライティングをしてある。

住宅には向かないライティングだが
大きな場の雰囲気を感じつつも
パーソナルなコミュニケーションが必要な場合
には、いい手法ではないかと思う。

都市の活気とパーソナルな場
両方を成立させる場所

動きの中で少しとどまって
散らばった書類を束ねる様に息を整える。
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Comment
無題
いい光だね〜。
あわく見える緑もいい感じ♪

ところで宮越屋。
行ったことなかったんだけど
なんだか気になる存在と
なりんした。
竹ア URL 2007/10/07(Sun)22:00:35 編集
無題
低い日射はほんの一瞬だったので、慌てて
手許の携帯で撮りました。

宮越屋は、街路に面していたら、もっといいなぁと思うんだけどね。生々しい街の活気とのコントラストが鮮明になって。
塩田有紀 2007/10/08(Mon)07:46:01 編集
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建築を中心に、家具からまちづくりまで。心地よい生活環境をさまざまなスケールで考え実現することをテーマとしています。
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