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名古屋を拠点とする設計事務所です。
今日午前中から東山動物園のニホンザルが逃げたまま見つかっていないとのことで、日中、広報車が注意を呼びかけていました。(弊所は東山動物園の裏手に隣接した地域にあります)人もサルも怪我などなく無事つかまって欲しいです。


先週は大きな台風が日本を通過し、名古屋も大雨と暴風に見舞われました。進行中の現場に関しては事前に養生の注意喚起を行い、台風が過ぎた後関係者で一通り点検致しました。森のとまり木ハウスに関しては、特に何も問題はなかったようでホッとしています。



こちらでご紹介した本の中で、住まい方とそのエピソードに関して最もインパクトのあった菊池成孔さんの本『東京大学のアルバート・アイラー』を読み始めました。

格調高い(とされる)クラシック音楽から現代の商業音楽までを自在に横断する文章は「知のもっともかっこいいあり方」の一つだなぁとほれぼれしながら読み進めています。

私自身、ピアノ(主にバッハからブラームスくらいまでの所謂クラシック)を子供の頃15年も習っていたにも関わらず、同じ音の問題でありながら現代の音楽との関連づけが出来ないことを不思議に感じていました。
今回色々とコネクターが加わって統合されていく感じがとても刺激的な体験の読書となっています。

いろいろな意味で横断的な内容であり、建築をつくる際にも顔を覗かせそうなキーワードもあって、つくるという行為にどう反映されていくかも楽しみです。共有できそうな事がまとまりましたらまたブログに書きたいと思います。


もう一つ読み始めたのが「’’芸術’’が終わった後の''アート''」(松井みどり氏:著)
時間がふんだんにある学生時代を東京で過ごした事、また親しい友人の嗜好もあってかつては日常的に現代美術に接していましたが、最近かなり疎遠になってまして・・・ちょっと勉強してみたいなと思いました。

この読書にはもう一つの目論みがあり、それは
「興味あるけどわからないものを自分の中に取り込むプロセス」を体験すること。
これは、ジャンルが違えど建築に関わり始めたばかりの学生さんの立場を体験できるのではないか、という思いつき(笑)です。

非常勤講師として学生さんと関わる中で、自分自身が建築を学び始めた頃のことを懐かしく思う機会は圧倒的に増えたものの、つきあって15年以上も経つジャンルで初学者の視線を完全に再現・認識するのは無理と感じ・・・ジャンルを変えてみるという手法で狙った学びを得る事はできるのか、また本を読むことがその適切な手法なのか等、見えてない点は多いですが少し進んでみたいと思います。

P.S.
『東京大学のアルバートアイラー』の美術版、といえるような本があったら是非教えて下さい!
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