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名古屋を拠点とする設計事務所です。

津軽の七々子塗です。
菜種油を用いてつけた伝統的な模様ですが、意外とモダンな印象です。息子に取られてしまいました。

先日子供の保育参観があり、保育園に行ってきました。

親子ドッジボール+子供たちの合唱と合奏のあと
行われた父母懇親会。

議題が途切れたところで私からみなさんに伺ったのが
「箸の正しい持ち方を教えるか良い工夫はないか」

というのも、我が子の箸の持ち方が微妙に違うので
使い勝手に支障はないものの、少し気になっていたからです。

その問いに対するお母さん方の答えは・・・

・外国人でも器用にお箸を使う人はいる。
 大人になってからでも直せるから心配ない。
・食べる楽しみを優先した方がよいように思う。
・しつけ箸を使うと良いかもしれないが
 こどもによって好みがある。
・自分自身が気になったら直すだろう。
 ガールフレンドに注意されるのが一番早いのでは(笑)

この話題に限らず、大抵の議題の結論が
「そんなことはあまり気にしない」に行きつくことが多いです。

それは母たちが、あわただしい日々のなか
 子供に対するおおらかさ
 子供との時間のあたたかさ
といった事を大切に思いながらもなかなか実現が難しい、とお互いにわかっているからでしょうね。

では、箸を使う事自体は好き
細かいものがつまめないわけではない
そんな中、ささいな持ち方の違いを
私がなぜ直そうとするのか・・・

それは器や箸にこだわりを持つ息子が
いざ箸の持つと使い方が美しくない、ということが
全体としてバランスに欠けるように思うからです。

建物(器)と生活(使い方)バランスがとれてこそ美しいすまい
そんな設計に対する考え方が
箸の持ち方を見る目にまで影響しているとは・・・
ちょっとした自分自身の発見であるとともに

原理原則ばかりを重んじるのもまた
バランスが悪い気がしますので
息長く、少し長い目で見ていこうかな、と思いました。
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建築を中心に、家具からまちづくりまで。心地よい生活環境をさまざまなスケールで考え実現することをテーマとしています。
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