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名古屋を拠点とする設計事務所です。


夏と秋が同居した空


空と空のある家の夕景撮影がありました。
再び写真家の小林浩志さんに撮って頂きました。


当日午後は写真のように一瞬大陽が雲に隠れましたが、撮影時には雲も去り天候に恵まれた撮影となりました。


クライアントとご家族の皆様、ご協力ありがとうございました。
写真が届きましたらHPにもアップしたいと思います。


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豊田市美術館のワークショップで製作した作品のご報告をしたいと思います。




作品名:『コラー!の可視化』

私の仕事が終わり子供たちが帰宅すると、夕食までのほとんどの時間を私はキッチンで過ごしています。しかし『宿題をやりなさい』とか『姿勢を良くして本を読みなさい』などどキッチンからダイニングへ声掛けすることで、子供たちにとっての私の存在感はキッチンからダイニングにはみ出ているわけです。

そこでそんな影響の範囲をボリュームとして可視化してみよう、というのがコンセプトです。



そもそもワークショップのおおまかな趣旨を説明しますと・・・


「何か」と「何か」の間の境目みたいなものは、物理的なものだけでなく意識的に皆が共有するものとして存在します。


例えば家の前の道について考えるとします。
所有者は市や県などの行政であっても、なんとなくAさんちの前はAさんに帰属するエリア、Bさんちの前はBさんに帰属するエリア、という印象が何となくあります。

また、例えば外に面する窓辺、を考えるとします。
部屋と外の境い目は、窓が開いていたとしても、窓枠に覆われた垂直な面、と意識しています。


ワークショップでは、意識のなかに皆が共有する境い目は、意外と簡単に変える事ができることをまず松井さんが参加者の前に提示されました。

そしてその「境い目」を題材に遊んでみようということで、松井さんの「君の天井は僕の床」の作品の原理をつかって参加者各自が自宅に新たに物理的な境界を制作・設営します。



模型で大まかな形を検討


制作途中、膨らむことを確認


完成!お母さん、何飲んでるの???


いいなぁー!!!


最後は子供たちに占拠されてしまいました・・・


普段の生活空間が変化するわけですから、面白い体験です。
しかし、作品と呼ぶにはもっと『美』が必要ですね(苦笑)




夏の雨といえば、かつては夕方に降ると概ね決まっていましたが、最近は早朝や日中にまとまった雨が降る事が多いですね。

夏休み終盤、夏の思い出を振り返ったり宿題のラストスパートなど、秋のはじまりに向け準備されている方も多い事と思います。


最近仕事についての記事をあまりアップしていませんでしたが、おかげさまで忙しくさせて頂いています。かねてより設計をすすめていたhouse ymymがこの夏着工し、現在施工進行中です。


築50年を経た木造住宅のリフォーム。
中部圏の主要駅から徒歩圏の落ち着いた住宅地に位置します。周辺や既存住宅の雰囲気を好んだクライアントが入手され、リフォームの設計をご依頼いただきました。




素朴でシンプルなつくりと天然素材がもつ肌合いの良さ、そして98cmを基本寸法とした大らかな空間(一般的な木造建築が91cmを基本寸法としていますので、大分ゆったりした印象です)といった既存建物の特徴を活かしながら、現代的な生活に沿ったすまいとなる計画です。




工事着手前。
打合せの間にふと外を眺めながら、抜ける風を肌に感じ「何だか気持ちいい家ですね・・・」




こちらも着工前のショット。キッチンというより『台所』という言葉が断然フィットする雰囲気です。改装後は書斎やクローゼットとなります。


築50年、といっても、躯体の状態は概ね良好。華美ではありませんが、住まい手が大切に使ってきたことが感じられる家です。


コンセプトのご紹介や現場の様子など、本ブログでお伝えしていきたいと思います。



豊田市美術館のワークショップは 彫刻家 松井紫朗さんご指導のもと、共同制作1日と個人制作1日、計2日間の日程で開催されました。

松井さんご本人のパーソナリティがまたすばらしく、ワークショップの参加者皆さんがその場を楽しまれているのが印象的でした。


個人制作の方は自宅に設営する、ということもあり宿題に・・・一人ではとても完成できないと思い子供たちの助けを借りる事に。まずは皆で再度、豊田市美術館にて作品を鑑賞致しました。




子供たちも興味深く鑑賞できた様子。

子供たちが嬉々として作品を楽しめば楽しむ程、館の係員の方の眼光が鋭くなる、という状況もまた、松井さんの作品と通じるものがある気がします(笑)


冗談はさておき、お盆休みに頑張って続きを制作したいと思います。

美術鑑賞もまた、旅的な体験の様に思います。


豊田市美術館は私にとって興味深い企画展示も多く
数ある美術館の中では比較的足を運ぶ方だと思います。


現在常設展示室で下記の展覧会をしています。


松井紫朗 —亀がアキレスに言ったこと 新しい世界の測定法—

http://www.museum.toyota.aichi.jp/
(豊田市美術館 サイト)


あいちトリエンナーレでの松井氏の作品は大きなものでした。
今回の展示は作品個々の規模もさることながら、松井氏のこれまでの作品がいろいろと拝見でき、とても充実した鑑賞体験、旅的な休日になりました。


帰宅後、ワークショップに応募してみたところ、当選・・・


愛知産業大学での授業の中で、学生さん方にミニワークショップをしていただく場面があります。
普段とは目先を変えて、参加者の立場になることで授業へフィードバックできる事も多かろう、との目論みから応募しましたが、いざ当選してみるとちょっと緊張します(笑)


松井氏のお話も間近でお聞きすることができるそうで
楽しみです!


ここ1週間、名古屋は本当に暑い日が続いています。
節電は大切ですが、体の声も大切にして夏を送りたいですね。


忙しい日々にふと「あ〜、旅に出たいなあ」と思う方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身、最近そのように感じる事が多いのですが
なかなか都合が合わなかったりします。
そこで旅的な体験をすることにしました。

アースダイバー(著:中沢新一)

愛知産業大学で授業をご一緒させていただいている松本先生に随分前にご推薦いただいたのを思い出し、旅的読書にぴったりでは、と読み進めています。

大学の教室がある金山の街も起伏の多い土地で
ほど近い熱田までは昔海だった、と聞きます。思わずイメージを重ね合わせてしまいます。











(すべて塩田撮影)



『空と空をもつ家』が竣工し、23日はお引渡でした。


「森のとまり木ハウス」のオープンハウスでお目にかかった時から一貫して信頼を寄せ続けていただき、こうして竣工の日を迎えられた事をクライアントに感謝致しております。

家のデザインは使い勝手と共にありますので
積極的にクライアントと議論することを大切にしています。

そのためでしょうか、クライアントのお人柄の温かみやジャッジの切れ味が、空間の質によく反映されているなぁ・・・工事が終わり静まり返った室内を歩きながら思いました。


施工においては誠和建設の林監督以下皆さんが力を尽くして下さり、内覧いただいたプロの方々から仕上の美しさが好評でした。
質感の良さや建物のコンセプトをより明快にするために、難しい施工をお願いすることもしばしばでしたが、手間を惜しまず前向きに取組んで下さりありがとうございました。


クライアントとご家族の笑顔・・・
よい家をお引渡でき、私も本当に嬉しいです!


GWのお引越に先立ち、本日写真撮影がありました。
今回は建築写真家の小林浩志さんに撮っていただきました。
これまでにおびただしい数の建築を撮影されてきた小林さんが、この家のどんな魅力を写し込んで下さっているか、写真を拝見するのが楽しみです。


外観




内観

現場の進行もいよいよ終盤・・・
今週末はクライアントの検査、そして来週の法定の完了検査と続きます。
愛知産業大学通信教育部の建築卒業研究展が開催されています。

 会期:2011年2月22日(火)〜3月6日(日)
 会場:名古屋都市センター 企画展示コーナー

 http://www.nui.or.jp/
 http://www.asut-ken.com/blog/

会期中の3/4夕刻、公開講評会が開催されます。
当日ゲスト講師として参加させていただきます。ご興味のある方は是非会場に足をお運び下さい。







吹抜の縦格子


デザインのみならず構造的にもポイントとなるこの縦格子部分を、大工さんに美しく施工いただきました。上部1mを残し、あとは壁仕上の内側に隠れます。

格子の向こう側に見える青色は仮設の養生シートです。シートが取れ、壁や天井の仕上材が張られると、うつろう空の色が室内へ映り込むこととなります。


現場の進行状況は一見まだこれからという印象ですが、各部の詳細についての検討(施工図によるチェックや協議)は山を越えた感があります。


クライアントのご協力、そして監督はじめ施工に携わる方々の前向きな取組みに感謝致します。







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