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名古屋を拠点とする設計事務所です。
先週、吉村さんの設計された集合住宅CASA CARICO、今週は後藤さんの設計された住宅のオープンハウスにお邪魔しました。

CASA CARICOについてはカメラを携帯していなかったため画像はありません。

簡単に文章で説明しますと
外観はRC打放の集合住宅です。内部はワンルームですが、天井を高くとって水回り上部をロフトにつかうなど、空気は一体でもエリアが仕切られた空間構成。

賃貸マンションにおいて二の次になりがちな居住空間の豊かさが大切にされたすまい。

デザインの良さもさることながら、コストもしっかりとかけられていると見受けられ、計画を実現した吉村さんの提案力とクライアントの見識の高さを感じました。

後藤さんの住宅です。



木造住宅とは思えないすっきりとしたディテールの住宅です。


キッチン上の吹抜け


階段への扉が壁面クローゼットと同じ折戸でつくられています。
住宅のように使う人が限定されている建物の場合
「わかりやすさ」を最優先しなくてもいい、という好例です。

小住宅でありながら、だからこそ、ゆったりとした吹抜を確保し、またシンプルなディテール・構成にきっとこだわったのではないでしょうか。

豊かさとは大きさじゃないんだ、という主張が見えるすまいです。

オープンハウスへは出来るだけ足を運ぶ様にしています。
空間の事例を知ることや設計者のお話を伺うことは純粋に楽しいですし、それを通じて自分自身のスタンスを確認する良い機会となるからです。吉村さん、後藤さん、ありがとうございました。

建築家は錬金術師ではありません。
「建築家が設計=こだわり」
という図式で語られる事が多いですが

予条件のなかで、どこにこだわりを持つか
それは言い換えれば
どう全体のバランスを描くか、ということであり

建築家とクライアントがそのバランス感覚を共有することが
信頼関係の要、そして良い建築の条件である
と2つの建物を拝見して思いました。

設計を建築家に依頼する場合
担当した作品の見学はもちろん参考になりますが

他の建築家が設計した建物を一緒に見学しながらの意見交換も
互いの価値観を確認するいい機会になるのでは、と思います。
ホテルと休暇のありかたについて(私にとって)新しいかたちを教えてくれたamansaraを発ち、ベトナムはホーチミンへ向かいました。

ベトナムへ訪れたのは、久々に「右肩上がり経済の元気な街」をこの目で見たかったためです。敢えて日本に例えるならば、東京の新宿と御徒町が混在したような、雑然とした中に懐かしさや親しみを感じさせる街並です。


ホテルからの夜景・・・まさに新興国と呼ぶにふさわしい景色(歌舞伎町のプリンスホテル、遠方は大久保、といった感じに見えるのは私だけでしょうか・・・)


商店が並ぶ道


すごいバイクの量です。道をわたるのが至難の業。


・・・


都心部を離れると、街道沿いでもこんな呑気なカフェが点在。木の下にハンモックを吊って休憩場所を提供しています。


歴史博物館で定期的に上演される人形劇。緑の幕の後ろに腰まで水につかった方が数人、人形を操っています。ベトナム語での上演ですが、ストーリーはシンプルで大筋は把握できた(はず)です。

街の雰囲気は圧倒的に資本主義社会ですが
この歴史博物館など公共の建物には社会主義的な雰囲気が色濃く残っています。

ベトナムは雑貨天国と言われ、人件費が低いメリットを活かして手の込んだものを比較的お安く入手できるようです。ベトナム的デザインは魅力的ですが、形態や色合いだけでなくむしろテクスチャを大切にする今のような時代にあっては

シンプルだけど、よく見ると手の込んだテクスチャ
手をかけなきゃ達成できない究極のシンプルさを持つ形態

というようなデザインを指向したものがもっとあってもよいのではないかと思いました。
ご夫婦で仕事をお持ちになっている方にとっては
まとまった休暇の確保はなかなか難しいのではないでしょうか。

もっとも私のような仕事の場合は
忙しいのがまた嬉しかったりする訳ですが(笑)

家人が勤続10年に1度のリフレッシュ休暇なるものをいただけるとのこと、私のほうもお休みを1週間いただいて、思い切って旅に出かけてきました。

前半はカンボジアはアンコールワットのお膝元
シェムリアップにあるホテルamansaraへ

http://www.amanresorts.com/home.aspx?id=608



知人の話やネット上の旅行記を拝見し
一度訪れたいと思っていました。

「各人の家」をコンセプトにしたホテルとのことですが
徹底ぶりに驚かされると同時に
建物、接客、料理、その他パーツごとの分析では語る事のできない総合力が印象的でした。



早朝のアンコールワット
観光客が集まるピークの時間帯を避けたホテルオリジナルの見学日程が組まれています。



石の遺跡と熱帯の木々。「ラピュタ」を彷彿とさせます。イメージソースとなったのでしょうか・・・



右にいるのが3日間案内してくれたガイドのヴタさん。待合せ場所「象のテラス」前に現れないルモック(馬車のバイク版)の運転手を呼び出しているところ。

彼は日本語で遺跡の歴史的・宗教的背景をふまえ説明してくれたので、とても興味深く見学することができました。

ネットやガイドブックで事前の情報収集は行っていましたが
文章や写真は、実体から各人によって切り取られた部分。
それらによって描く総体像は、あくまでもソースとは独立したコラージュ・・・

身に迫る体験だけがその本質を与えてくれ
また自分を変容させ、成長させてくれるように思います。

まさに「百聞は一見にしかず」ですね。


ハスの花(花びらを折り込んであります)
日中は暑いので、宿で休んでスケッチなどをしておりました。

さて、数日ぶりの自宅に戻ると・・・アマンサラとはほど遠い我が家(笑)まずはコンセプトづくり、いやいや机上に散らかった本の片付けから始めますか・・・
2月も中旬ですが・・・

10年日記をつけることになりました。

そもそも、このブログも更新が頻繁とは言いがたいですが・・・
加えて子供時代を振り返ってみると、夏休みの絵日記の類いは8月後半に図書館で書いた記憶も一度でなく(過ぎた日の天気を調べるのです・・・苦笑)。

そんな私が10年日記をつけることにした理由は・・・

どんな仕事であっても体が資本、健康は自分の思考と行動の基盤だなぁ、とガン未遂の時に実感しました。病気になってからの対処法もさることながら、そもそも病気を予防できればロスが少ないですよね。

体調と季節や食べ物との関係について、データを蓄積することで、自分の体を知り、病気等の予防に役立つのではないかと考えたからです。

すっかりダイアリー選びのシーズンは過ぎ去ったわけですが、丸善には小さくコーナーがありました。意外とニーズがあるものなんでしょうか。もっともデザインの選択肢はあまりありませんでしたが。

続けることを優先し、内容はごく簡単に。

10年日記は2年目からが俄然楽しいと聞いています。忙しい日常の中に、前年を振り返る機会が毎日あるなんて、想像したら面白いですよね。

数年後の今日、楽しく読んで振り返る自分を想像しながら毎日書いています。
関係者のみなさま
ブログをご覧いただいているみなさまへ

いつもお世話になっております。
下記の期間、事務所をお休みさせていただきます。

2/20(水)~2/27(水)

ご迷惑をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願いします。
子供を持つ家庭に属する大人にとって
平日はもちろん休日であっても
友人とテーブルを囲んで語り合う機会は得にくいものです。

「リビングに友人を大勢招いて楽しく語り合う」

自宅を新築される方が少なからず仰るご要望が
切実なものであることが
我が身を振り返って納得、と感じています。

そんな訳で、本日も我が家に大人たちが集いました。

昨年後半に建築家の竹中さんのご縁で
社会科見学にご一緒させていただいた沢井さんと弓削さん。
そしてita-houseの現場監督をしていただいた堀部さん
そして竹中さんと共に

アンコウ鍋ディナー
(皆様美味しいシャンパンやお酒、のりたまをありがとうございました)

堀部さんのお土産
金華山ロープウェイのオリジナルグッズです。

<画像は近々アップします>

背面の岐阜城の絵にとどまらず
K:織田信長
Q:濃姫
L:斎藤道三
ジョーカー:ルイス・フロイス
この4枚のセレクション、そのセンスに脱帽します。

(あ、私ではなく、子供へのお土産でしたね・・・)

集った皆さんはそれぞれ
大きくは芸術家にグルーピングされる活動をされており

そのためか
暗黙のタブー等に対する敷居が低く
(もちろん相手への敬意を前提とした上で)
率直に語り合える場を得られたことが
とても良い経験でした。

特に勉強になったのが宗教について。
宗教を身近に感じてすごす機会が
一般的に日本人には少ないといわれています。

しかし、世界で起こる出来事を理解するには
宗教とはなにか、について少し考える必要がありそうです。

そんなことを感じていた折、
率直に語られる場に居合わせることができたのは
私にとってよいきっかけであり、ありがたい機会でした。

ご四方、また会いましょう!
正月の代わりに帰省のため、週末のみ上京し
かつてまとまった時間を共に過ごした仲間たちと再会。

■東京でのアトリエ勤務時代をともにすごした友人が個展

石井ひろみ展
外苑前 プリズミックギャラリー
http://www.prismic.co.jp/gallery/gallery_works19.htm

■同じくアトリエ時代の先輩や同僚と近況報告、および
今後建築を設計する者として持つべきテーマ(!)
についての意見交換

原田さん(ハラダデザインアトリエ)
矢崎さん(http://www.calmdesignstudio.com/index.html)
近藤さん

■エンゼルタワー周辺の友人たちと。
すばらしく美味しいそば焼酎とともに近況報告など。

芸大同期の三浦くん(http://home6.highway.ne.jp/mmmi/)
研究室の先輩である永山さん(http://www.ngym.jp/)
そして初めてお会いした冨川さんご夫妻(http://www.sktk.jp/)

私にとって郷里でもある東京では
友人たちがそれぞれに選び取った時を重ね
かつてとはまた違う輝きを放っていて

刺激を受けて、私も大変元気になりました。

何かが生まれたのを確認したいわけではない。
何かが生まれそうなまさにその場にいたい・・・
そして、生まれる場所をつくりだしたいと思うのだ。

ちょっと大げさながら、そう感じた週末でした。
前回のブログの写真は、すべて2Bの鉛筆です。

私は図面はCADを使っています。
ただそれは描く内容がほぼ決まってからのことで

アイディアを練るとき、そして図面を起こすための寸法決め
現場への図面での指示などは
2B~3Bの鉛筆を使っています。

図面を描きながらの検討は、CADよりも
鉛筆の方が結論が見えるのが早いのです・・・なぜでしょうか。

事務用品通販で扱いがあるUNIを使っており
満足していたのですが

久々に名古屋LOFTを回遊している時
他メーカーがふと気になり

文具コーナー・画材コーナーにある
全メーカーの2B鉛筆を購入してきました。

メーカーごとにかなり描き味の違いがあります。

三菱とトンボは商品構成も値段もそっくり。
3グレードあって、なめらかさがちゃんと異なっている。
明らかにハイグレードタイプはなめらかです。
ステッドラーは製図用なのか同じ2Bでも驚くほど固く
スケッチには手に負担がかかって私には不向き。

ここ数ヶ月の使用感では、再生紙等であれば

hi-UNI、もしくは
VAN GOGHというオランダの鉛筆が一番私に合っているなぁ
と感じています。

すべりが良くて手に負担がかからず
筆圧の違いで線の濃淡が比較的出やすく
さらい描いた線をこすってもあまりこすれない
というあたりが決め手になりました。

ちなみに、子供用の色鉛筆も
画材屋さんの店頭にて全種類試し描き。
元気な絵が描けるよう、適度に柔らかく、強い筆圧にも耐え
描く楽しさを膨らます発色の良い鉛筆・・・

DERMATOGRAPH(三菱製)
http://www.mpuni.co.jp/museum/qa/knowledge.html
(皮膚にも描けるんですね・・・知りませんでした。)

軸が太く描いた線がこすれにくいのも良いです。
1本100円程と、無理ないお値段の点もオススメ。

ということで、これからまた1枚
気に入った鉛筆で図面を描こうと思います。


あけましておめでとうございます

昨年は様々な出来事に恵まれ
充実した年となりましたこと、お礼申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

みなさまにとって よりよい年となります様に!

2008.1.1 塩田有紀
3年間、日々不満も言わず活躍してくれた我が事務所のメインコンピュータ Mac G5、モニタがダウンしたのを機に新しいパソコンに移行しました。

ダウンしている数日間、クライアントはじめ関係者の皆様ご迷惑をおかけしました。

パソコンの切替えは作業性アップへの期待感がふくらむ一方で
環境整備(データの整理、ソフトのインストールなど)が重労働・・・

しかし今回の更新では
それが非常に簡単にできるようになっていました。

FireWireというケーブルでつなぐこと3時間
デスクトップの散らかりまでが完全に移行・・・(苦笑)

10年前、初代iMacが登場したとき・・・
(私は当時社会人1年目で、初めての大きな買い物がiMacでした)
あまりの拡張性のなさに驚きました。

ネットにさえつながっていれば、コンピュータに必要なものは手軽に入手できるから
コンピュータに物理的に出し入れする必要はない

との強い信念が伝わってくる構成でしたが
ダイヤルアップ全盛期には少し早すぎて
コンセプトモデルに近い印象でした。

しかし、今やそれが一般的なこととなり
そしてウェブサイトやブログ等を個人が簡単に発信できる時代・・・

そしてこの小型化!
http://www.apple.com/jp/imac/

このたたずまいに本体が含まれているなんて、画期的ですよね。
(今後は下の8cmがなくなる方向に開発されるのでしょう)
そしてG5に比べかなり静かです。

というわけで、事務所HPもちょっとだけリニューアルしました。
よろしければご覧ください。
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